淋病の症状について詳しく解説します

淋病とは

クラミジアと並ぶくらい、よくみられる性感染症が淋病です。

淋病は性行為以外の経路からも感染が広がるため、クラミジアと同じくらい気をつけるべき病気であるといえます。

2日から7日間という短い潜伏期間を経て症状が現れるので、もし淋病らしき症状を感じたときは速やかに病院を受診しましょう。

また、淋病はクラミジアと同時に感染することもあるので、注意が必要です。

クラミジアだけでなく、淋病についての理解も深めておきましょう。

淋菌とは

淋病は淋菌という細菌に感染することで引き起こされます。

この細菌はナイセリア属に属しており、粘膜から離れると数時間で感染性を失うという特徴があります。

日光や乾燥、温度の変化にも弱いので、主に性行為によって感染が広がります。

しかし、ごくまれに感染者が使ったタオルや浴室の床、浴槽の縁から感染する場合もあります。

クラミジアを引き起こすクラミジア・トラコマチスが女性への感染が多いのに対し、淋菌は男性への完成が多いという特徴があります。

名前の由来

性感染症の中でもかなり有名な淋病ですが、この名称にはきちんとした意味があります。

淋病に含まれている「淋」という言葉には、滴るという意味があります。

雨の林で木の葉からぽたぽたと雨水が滴り落ちるイメージを表したもので、淋しいという意味ではありません。

男性が淋病に感染すると、強い尿道炎が起きて尿道内腔が狭くなり、痛みと同時に尿の勢いが低下します。

これにより、排尿時にぽたぽたとしか出なくなるため、この表現が使われたといわれています。

淋病の感染経路

淋病の主な感染経路はクラミジアと同様、性行為です。

原因となる淋菌は粘膜に感染するため、キスやオーラルセックスによって感染する場合もあります。

基本的に淋菌は弱い細菌なので、粘膜から離れると数時間で感染性を失います。

しかし、ごくまれに感染者が使用したタオルや浴室の床、浴槽の縁といった無機物を媒介して感染することもあるので、注意が必要です。

感染者と性行為を行った場合、1回の性行為で感染する確率は約30%と高めです。

母親が淋病に感染していると母子感染が起きる場合があるので、気をつけましょう。

淋病の症状

ほかの性感染症でもそうであるように、淋病は男性と女性で具体的な症状が異なります。

男女で共通しているのは肛門や目、全身に現れる症状です。

淋菌が肛門に感染すると直腸淋菌感染症になり、症状が現れた場合、肛門のかゆみや出血、便秘が引き起こされます。

また、淋菌に感染している分泌物が目に入ると、まぶたが腫れて多量の膿が出ます。

放置していると失明する危険性があるので、速やかに治療しなくてはなりません。

血液に感染すると播種性淋菌感染症になり、発熱や関節痛、皮膚にできものができるといった全身症状が現れます。

男性

男性が淋病に感染した場合、感染してから数日後に初期症状が現れます。

もっとも多くみられるのは淋菌性尿道炎で、強い排尿痛と勃起痛、灼熱感、不快感が生じます。

また、尿道で強い炎症が起きるので、それによって尿道が狭くなり、尿の勢いも低下します。

ほかにも、尿道から白色または黄緑色の膿のような分泌物が大量に排出され、これが男性の淋病の特徴的な症状です。

男性の淋病は最初からはっきりとした症状が現れることが多いため、気付きやすいです。

しかし、場合によっては目立った症状が起きないまま、経過してしまうこともあります。

淋病は治療をせずに放置していると、体内の淋菌が尿道から精巣上体へ移行します。

そして淋菌性精巣上体炎を引き起こし、陰嚢の腫れや強い痛みによる歩行困難がみられます。

精巣上体から血液中に入り込み、38度以上の高熱が出る場合もあります。

最初は片側性ですが、放置していると両側性になって無精子症を生じ、男性不妊症に繋がる恐れがあるので注意しましょう。

女性

女性が淋病に感染した場合、男性ほどの激しい症状が現れることはあまりありません。

数週間から数ヶ月も自覚症状がないことが多く、男性が感染したときのように特徴的な症状もみられません。

クラミジアと同じように、感染してもほとんどが無症状なので、気付いていない間に進行して悪化することもあるので注意が必要です。

女性の淋病では、淋菌性子宮頸管炎が多くみられます。

淋菌性子宮頸管炎になると、おりものに膿が混じったり、量が増加したりといった症状がみられます。

外陰部のかゆみは排尿痛がみられることもありますが、症状が軽いので淋病と気付きにくく、慢性化することが少なくありません。

適切な治療をせずに放置していると、淋菌は骨盤内の膜や卵巣、卵管に移行します。

子宮内膜炎や卵管炎、淋菌性膣炎を引き起こし、激しい下腹部痛や発熱がみられます。

あまりにひどいと骨盤内に炎症が広がり、骨盤内炎症性疾患に繋がる恐れがあります。

淋病も放置していると不妊症や子宮外妊娠の原因となるので、速やかな治療が重要です。

新生児

淋病は成人した男女だけでなく、新生児にも感染する場合があります。

新生児の淋病は母体からの感染で、主な症状として淋病性結膜炎が起きます。

淋病性結膜炎自体は成人でもみられますが、成人は片目だけの感染が多いのに対し、新生児は両目に症状が現れます。

症状は成人の淋病性結膜炎と同じで、まぶたが腫れ、目から膿が出ます。

速やかに治療をしないと失明してしまう恐れがあるので、注意が必要です。

また、血液の流れに乗って体の各所に広がった場合、心内膜炎に繋がる場合があります。

淋病が原因となって起こる病気

淋病は異なる病気の原因となることがあり、違う性感染症を併発する可能性があります。

併発しやすい性感染症は性器クラミジア感染症とHIV感染・エイズの二つです。

特に多いのが性器クラミジアで、淋病にかかった人のうち、20%から30%はクラミジアにもかかっているといわれています。

これらの感染症は現れる症状がよく似ているため、併発しても自覚症状がないという注意点があります。

また、淋病は血液の流れに乗ることで、関節に広がって関節炎皮膚炎症候群という症状を引き起こすことがあります。

関節に広がると腫れや動かしたときの激しい痛みを生じ、動きが制限されます。

適切な医薬品を使うことで治療することはできますが、関節炎の回復には時間がかかることがあるので気をつけましょう。

淋病の検査

淋病の検査は、病院や保健所、郵送の検査キットで行うことができます。

しかし、淋菌は粘膜から離れると死滅しやすく、取り扱いには十分に気をつけなくてはならないので、病院での検査が推奨されています。

検査キットの場合、同時にクラミジアの検査を行うことができるように作られているので、クラミジアを併発していないかもチェックできます。

検査のときに使う検体は、淋菌が感染している疑いがある箇所の分泌物です。

男性であれば尿、女性であれば膣分泌物が使われることが多く、検査キットを使う場合もこれらの分泌物を検体として採取します。

検査結果は病院を利用した場合、大体1周間程度で判明しますが、病院によっては即日で結果が出ることもあるようです。

淋病らしき症状が強く現れている場合は、できるだけ早く検査結果を確認できる方法を選ぶことをオススメします。

淋病の予防法

淋病は厄介な性感染症の一つのため、日頃から感染しないように予防するのが一番です。

淋病の予防法にはさまざまなものがあり、中でももっとも効果が高いのが無防備な性行為をしないことです。

淋病は粘膜同士が直接触れ合うことで感染が広がるので、避妊具を使って粘膜同士が触れ合わないようにするだけでも淋病に感染する可能性を下げることができます。

また、パートナーに淋病の症状がみられなくても、実際は淋病に感染している可能性もあります。

より確実に淋病を防ぐためにも、新しいパートナーができたときは性行為を行う前に一緒に検査を受けましょう。

事前に検査をしておけば、淋病の感染を広げる前に治療することができるので、ピンポン感染を防ぐことにも繋がります。

淋病の治療薬に効果的なレボフロックス

淋病は一度治療しても、再び感染してしまいやすいという注意点があります。

再感染を繰り返せばその分体に負担がかかりますし、薬代もかかってしまいます。

そのたびに先発薬を使えば、必要になる薬代はさらに大きなものになるので、あまり好ましくありません。

しかし、治療薬であるクラビットのジェネリック医薬品なら、クラビットと同じ効果を期待しつつ薬代を安く抑えることができます。

常備薬としてクラビットのジェネリック医薬品を備えておけば、淋病らしき症状を感じたときも素早く治療をすることができます。

クラビットのジェネリック医薬品は通販を利用すれば安価に手に入れることができるので、もしものときのために備えておくことをオススメします。

icon